京急で必要な編成数
概要
ふと気になって京急の現行ダイヤ(2015/11時点)の運行に必要な列車の編成数を調べた。とはいえ公式のデータは無さそうなので時刻表を眺めて分かる程度の概算である。ルールは
- 休日昼の12時前後のダイヤ
- 最速で同じ系統の列車として折り返す
- 直通・予備は考慮しない
- 本線に直通しない列車は考えない
補講:京急のダイヤ
京急の本線を通る列車は大まかに6つの列車に分かれる
- 品川(泉岳寺)〜蒲田〜横浜〜横須賀〜三崎口の快特(6本/h)
- 品川(泉岳寺)〜蒲田〜羽田空港の快特(3本/40m)
- 同区間のエアポート快特(1本/40m)
- 羽田空港〜蒲田〜横浜〜逗子のエアポート急行(6本/h)
- 品川〜蒲田〜横浜〜横須賀〜浦賀の各停(6本/h)
- 品川〜蒲田の各停(3本/h)
基本的に1時間に6本が確保されていてかなりの過密ダイヤであり、またJRとの競争上快特の速度にかなりの拘りがある。その為に各停がバンバン快特や急行に抜かれるようなダイヤになっている。
結果
やってみたらなかなか面白い結果が出てきた。実は半分近くを品川-浦賀の各停が占める。10分間隔で本数は同じな上に区間の長い三崎口行き快特は半分近くしかない。表定速度が編成数に大きく影響するようだ。考えてみれば当たり前だ。
三崎口快特も、三崎口まで各停な部分で時間を食っている比率が高く、表定速度が高めな横須賀中央で折り返すと何と14から9まで減る。今回は面倒なので三崎口直通で計上した、実際には久里浜で折り返す快特がちょいちょいあるのは、高価な快特用車両が実際には14編成もないからかもしれない。
大師線
なお大師線は入れ忘れたが10分間隔で3編成あれば足りる。