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Power Grid: Factory Manager

概要

この記事は ボドゲ紹介 Advent Calendar 2016 - Adventar の23日目です。Factory Managerの面白いところを適当に紹介していきます。

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※去年は 新電力会社デラックス紹介 - ponkotuyのブログ でしたがフリードマン・フリーゼの信者でも回し者でもありません!たぶん!

ゲームの目的

このゲームは最終的に最も所持金の多い人が勝ちです。ゲームの名の通り、工場マネジメントをして製品を大量に生産し、お金を稼ぎます。

生産力

このゲームでは、実際の収入は倉庫と生産力の低い方で決まります。つまり、いくら製造能力を高めても、倉庫がなければどうしようもないことがわかります。ターン終了時に1当たり10エレクトロ手に入ります。

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下はその倉庫容量の増える倉庫タイルで、1ずつ増えるが3つで合計3です。上の人が2人ずつ置いてあるのが機械タイルで、それぞれ1ずつ生産力が上がります。

タイルを購入・使用するには以下のようなコストがあります。

  • 購入費
  • 工場スペース
  • 電力
  • 労働者

購入費はその通り、工場タイルを購入するのに必要なお金、エレクトロです。この5つは最初からあるので0ですが、購入できるタイルには価格が設定されています。

工場スペースは1タイルにつき1消費する隠れたコストです。工場には最初から10マスあり、10エレクトロ払うと追加で1つ増やせるマスが2つあります。他に電力制御装置、機械制御装置専用のマスが1つずつあります。これらはここにしか置けませんし、他のものを置くこともできません。

電力は使った分だけターン終了時に電気代を払う必要があります。

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最初は1エレクトロなのでガンガン電力使ってもあまり問題ないですが、ゲームによっては最大8エレクトロまで増えます。電力効率の悪い機械は動かさない方がマシとか起こりえます。

労働者は基本7人、最大2人まで、1ターン1人あたり7エレクトロで増やすことができます。工場タイルの購入などにも労働者が必要なので、設備に割り当てる労働者はあまり増やしたくないところです。

電力と労働者コストは、タイルでは赤が上昇、緑が減少として示されています。

工場タイルの種類

生産力を上げるための工場タイルには6種類のタイルがあります。

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タイル供給ボードです。これだけの種類の工場タイルがあります。

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いくつか撮ってみました。左から順番に説明しましょう。

機械

生産の主力となるタイルです。生産力を上げる代わりに人と電力を大量に消費します。

工作ロボット

電力を消費して大きく生産力を向上させます。機械より効率が良いです。ただし、歯車シンボルのあるタイルは機械タイルを1つずつ必要とします。機械タイルよりも多くのロボットタイルを動かすことはできないということです。

操作ロボット

電力を消費して労働者コストを大幅に下げます。こちらも歯車シンボルのあるタイルです。

倉庫

倉庫容量を増やします。

機械制御装置

生産力は上げつつ、労働者コストと電力コストを減らすことができます。優秀ですがコストが高く、1つしか置くことができません。

電力制御装置

特に電力コストを大幅に減らすことができます。こちらも同じく1つしか置けません。

 

これらのタイルをうまく組み合わせて最適な工場を作っていきましょう。

フェイズ1:順番決定

ターンの最初にプレイ順番を決めます。

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数字が小さいタイルを持っている人ほど先にプレイできます。一方で数字の大きいタイルでは工場タイル購入時に金額ボーナスが付きます。

タイルはオークションによって決めます。オークションでかけるのはお金ではなく労働者です。つまり労働者コマに余裕があれば順番を自由に決めることが可能ということです。

フェイズ2:市場の準備

先のタイルの順番に市場を準備します。市場とは購入可能なタイルの山で、タイル供給ボードから、手元に余っている労働者の数だけ市場にタイルを出します。ここで出たタイルのみ次のフェイズで購入して設置することができます。

フェイズ3:購入設置破棄雇用

工場を実際に強化できるフェイズです。先で用意した市場から、順に手番を実行していきます。手番はA->B->C->A->B->C…という順番で、全員がパスするまでやります。

このフェイズでできることは

タイルの購入

労働者を1人使ってタイルを購入します。必要なコストは、タイルのコストに先の金額ボーナスを引いたものです。購入したものはそのまま設置できます。追加スペースにそのまま設置することもでき、そのときは追加で10エレクトロを支払います。

タイルの破棄

工場に設置してあるタイルを、労働者1人使い破棄します。

季節労働者の雇用

季節労働者を2人まで雇うことができます。この時のコストは金額ボーナスが適用されます。(重要)これはターンを消費する行動なので季節労働者使ってなにかをすることはできますが1順後です。

フェイズ4:稼動状態の変更

工場の稼動状態を変更します。ボード上のタイルに合わせてコストを変更します。動かしたくないタイルがあったらマーカーを置いて動かしてないことを示します。

このフェイズの後、電気料金の更新を行い、収入と電気料金の支出を行います。電気料金を見てから稼動状態を変更することはできないということです!

この4フェイズを5回繰り返して最後に所持金の多い人が勝ちです。ちなみに最後のフェイズは収入が倍です。

おもしろいところ

基本は拡大再生産のゲームなのですが、コストが比較的厳しいので単純に増やせば良いという訳でもないのが難しく面白いところです。限られた市場タイルから、高い生産能力を持ちつつもできるだけコストの安い工場を作り上げていく必要があります。

特に人数が増えるとプレイ順番が非常に重要な意味を持ち、5人にもなるとちょっとしたミスが致命的になる(製造力上げたのに必要な倉庫を先に買われて死、とかが想像されます)と作者のフリードマン・フリーゼは言ってます。そんな人数でやったことないけど!